おしたび

小見真観寺古墳

〒361-0007  埼玉県行田市小見1124

国指定史跡 昭和6年(1931)3月30日指定 小見真観寺古墳は、小見古墳群の中心となる大型の前方後円墳で、標高19m程の 星川右岸の埋没低台地南東側縁辺部に立地しています。
前方部を北西に向けており、 規模は墳丘長 102m、後円部径55m、後円部高8m、前方部幅48m、前方部高7m です。 本古墳には後円部に2基の主体部が存在しています。
寛永11年(1634)に露出・発見 されたと伝えられる第1主体部は、巨大な緑泥片岩で構築された複室構造の横穴式石 室で、玄門が1枚板石の刳りぬきで造られています。
現状は玄室と前室の2室ですが、 羨道が付設されていたと思われます。
石室の規模は全長5.42m、玄室長 2.62m、幅 2.33m、高さ2.02m、玄門幅68cm、高さ91cm、厚さ21cm、前室長2.41m、幅2.24m、 高さ2.33mです。 床面は玄室、前室とも緑泥片岩の一枚石が敷かれています。
玄室の床面には奥壁 に平行して4本の溝が彫られています。
ここに箱式石棺が造り付けられていたようです。
D 小見真観寺古墳墳丘测量図 出典:『新編埼玉県史資料編2』(1982) 明治13年(1880)に発見された鞍部にある第2主体部は、緑泥片岩の板石を組み合わせて構築された箱式石棺で、蓋石に2枚の緑泥片岩が用 いられていたと推測されます。
現在の規模は全長2.8m、幅1.76m、高さ1.12mです。
発見時に金環3点、頭稚大刀2点、主頭大刀1点、銀装 刀子1点、鎧小札若干、衝角付青1点、蓋及脚付銅鋺1点、銅鋺1点、鉄鏃50本以上、革片2点、布片、木片、人骨等が出土し、東京国立博 物館に収蔵されています。
周溝の様相は不明確ですが、平成20年(2008)の調査で幅約6.7m、深さは約57cmと思われる溝が前方部北側で検出され、埴輪・緑泥片岩 等が出土しています。
近接する虚空蔵山古墳から埴輪が混入した可能性があり、埴輪の樹立については判然としません。
本古墳は6世紀末~7世紀初頭頃の築造と推定され、市内最後の前方後円墳であるとともに、同時期の県内最大規模の古墳であり、武蔵国造 級の権力者の墳墓と推測されます。
令 和 6 年 1 月

小見真権寺古墳

小見真観字境内には、様々な像があり 四季折々の花といっしょに楽しめます。
県道7号を館林方面へ向かうとすぐ左手に虚空蔵山古墳があります。
天神山古墳も近いので古墳3セットで見にいくのがおすすめ。
小見真観字は、1月18日、8月8日が縁日なのでその日に併せて行くというのもいいですね。
そうそう、御墳印もあります。

周辺写真・関連写真

小見真観寺古墳
墳丘からの境内の眺め
六観音
小見古墳群の一つ「天神山古墳」 小見古墳群の一つ「天神山古墳」
案内などはないが、徒歩5分なので小見古墳群の3つは一度に訪れる事をおすすめします。

関連記事・周辺記事

虚空蔵山古墳
虚空蔵山古墳

小見古墳群の一つ「天神山古墳」 案内などはないが、徒歩5分なので小見古墳群の[...]

古墳・墓
single