中山道
我が藩最大の繁華街と言えば、熊谷宿という事になる。
歌川広重の木曾街道六十九次の浮世絵には、「岐阻道中 熊谷宿 八丁堤景」とありその先は土手が続いている。
左側には、「あんみつ」と書かれており、そして右側には「権八地蔵」が配置されている。
であるから、このあんみつと書かれている店は、「みくりや」であって八丁というのは、八丁の一里塚、そしてその先の久下の長土手の景観を描いている事がわかる。
一言で言うと集約されて様々なものが描かれているのだ。
そんな歌川広重の目線から忍足袋をするのもいいかも知れない。
そしてさらに、忍の中山道の見どころを包み隠さずにお伝えしようというのがこのページの趣旨だ。
是非とも、鴻巣宿を出発された一向は、遅れを取らずに我が藩を満喫していただきたい。
とその前に一応お伝えせねばならぬことがある。
実は、中山道をこられた方々は既に桶川宿で一服されたと思うが、この桶川宿既も既に我が藩の管轄だという事をお伝えし忘れておった。
ご容赦くだされ。
忍には、飛び地がござってな、ご興味がある方には特別に我が藩の領地一覧をお見せいたすのでお気軽にご相談くだされ。
そうそうもうひとつ、吹上という間の宿があるが、この土地は中山道の正式な宿場ではない。
がしかし、もうひとつ我が藩を縦断する街道がござってな、これを日光脇往還という。
東照大権現様を護衛するために八王子千人同心の方々が日光東照宮に向かう道でござるが、この街道にしてみれば、吹上宿は正式な宿場町という事である。
吹上宿、忍宿、新郷宿も熊谷宿や桶川宿と同じようにご利用くだされ。
いまひとつお伝えしたき儀これあり。つまり旅をするにあたっての注意点とお心得あれ。
この吹上宿のローソンを過ぎると、コンビニがないので長旅の支度はこの吹上駅の入り口にあるローソンがよろしかろうと存ずる。
よい旅を願っておりますぞ。
